美容コラム -キレイな素肌になるためのヒント-

【コラム】夏のダメージを引きずらない!秋こそ始めたい美肌回復ケア

強い紫外線、エアコンの乾燥、汗による刺激など――夏を過ごした肌は想像以上にダメージを受けています。鏡を見ると「くすんで見える」「小じわが気になる」「化粧ノリが悪い」など、肌の変化を感じていませんか?そんな秋の始まりは、ダメージをリセットし、うるおいと透明感を取り戻すケアが大切です。ここでは、夏のダメージを受けた肌をやさしく立て直すためのポイントを紹介します。

   

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なぜ秋にシミや色ムラが目立つの?

夏の日差しをたっぷり浴びた肌は、気をつけていても全体的にうっすら日焼けしています。その色素が、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)で落ち着き、元の肌色に戻るのがおおよそ10月ごろ。このタイミングで、日焼けの影響で目立ちにくかったシミや、夏のダメージでできた色ムラが「こんにちは!」と顔を出してくるのです。

     

毛穴やゴワつきが気になるときは「やさしい角質ケア」を

皮脂の分泌が多かったり、ベタつきを感じるときは、古い角質や皮脂詰まりが原因かもしれません。でも、強いピーリングやスクラブで無理に取り除くと、かえってバリア機能を傷つけてしまうことも。ジェルニックのピーリングゲルは、AHA(フルーツ酸)やビタミンC誘導体を配合。肌への刺激を最小限に抑えながら、ゴワつきやくすみの原因となる古い角質をやさしくオフします。週1〜2回の使用で、化粧水の浸透もぐんと高まり、なめらかな透明肌へ導きます。

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小じわや乾燥が気になるときは「しっかり保湿で土台ケア」

夏の紫外線ダメージで、肌内部の水分保持力は低下しています。小じわが増えたと感じたら、まずは保湿成分をしっかり届けるケアを。ナチュール+MDローションEには、ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンなど、肌の弾力を支える成分がバランスよく配合されています。水溶性処方でベタつきにくく、皮脂が出やすい脂性肌や混合肌の方にも使いやすいのが特長です。さらに、エイジングケアに欠かせないビタミンA・C・Eや、フラーレン、スクワランオイルが肌にハリとうるおいを与え、夏の疲れを感じさせない健やかな素肌へ導きます。

内側からの美肌回復も忘れずに

肌は「食事・睡眠・血流」の影響を強く受けます。外側のケアと並行して、内側からのサポートも取り入れましょう。

● 睡眠
美肌ホルモンとも呼ばれる成長ホルモンは、22時〜2時の間に最も活発に分泌されます。「22時は難しい」という方も、普段より30分早く寝るだけで肌の回復力が高まります。

● 食事
ビタミンC、E、たんぱく質を意識して摂取しましょう。おすすめは、アーモンド・サーモン・ブロッコリーなどの抗酸化食材。糖質や脂質を摂りすぎないことも、美肌維持のポイントです。

● 入浴
ぬるめ(38〜40℃)のお湯にゆっくり浸かると、血流が促進され肌のターンオーバーも整いやすくなります。持病がある方や、医師から制限を受けている場合を除き、毎日の入浴を美肌習慣にしましょう。

まとめ

夏に受けた肌ダメージは、放っておくと秋冬の乾燥・くすみ・小じわへとつながります。今こそ、外側と内側の両面から肌をいたわることで、来年のあなたの肌が変わります。今日からはじめる秋の美肌リセット習慣。未来の自分の肌への“ご褒美ケア”として、丁寧に続けていきましょう。


2025.10.21

 

<執筆者>
永松麻美/エステ講師
https://suhada-salon.com

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