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【コラム】年間を通して「温活」を習慣に!続けやすい方法を一挙紹介

体が冷えると、美容面や健康面にさまざまな悪影響が出ます。寒い時期に限らず、体を温める「温活」には多くのメリットがあるため、年間を通して習慣化するのがおすすめです。この記事では、手軽にできる温活の方法を紹介します。冷えが気になり始めるこれからの季節に備えて、今日から始めてみましょう。

   

温かい部屋にいる女性の画像

     

なぜ温活を習慣にする必要があるの?

温活とは、体を温めるための活動を指します。体を温めて基礎体温が上がると、体にはさまざまな良い変化が起こります。冷えは美容面や健康面に多くの悪影響をもたらしますが、日々のちょっとした工夫で回避することは可能です。温活を習慣化すれば、基礎体温が上がり免疫力が向上して風邪を引きにくくなるほか、血行不良の改善による肩こりや生理痛の軽減にもつながります。

さらに、むくみの解消や肌トラブルの防止など、美容面でも魅力的な効果が期待できます。このように、温活のメリットは数えきれないほどあります。

     

今日から始められる温活5選

温活を始めるなら、まずは手軽で続けやすいものから取り入れましょう。一時的ではなく、継続的に行うことが大切です。ここでは、誰でもすぐに始められて続けやすい温活方法を5つ紹介します。ぜひ今日から実践してみてください。

【1】体を温める食べ物・飲み物を取り入れる
温活では、体を外から温めるだけでなく、内側から温める方法も大切です。まず、おすすめなのは「白湯」。朝起きてすぐに白湯を飲むと、体が温まるだけでなく消化器官が活性化し、便秘改善やデトックス効果も期待できます。
また、体を温める効果が高いことで知られる生姜もおすすめ。生姜湯や、生姜をたっぷり使ったスープなども良いですね。カフェインは血管を収縮させる働きがあるため、コーヒーや緑茶の飲みすぎには注意しましょう。根菜類や味噌・ヨーグルトなどの発酵食品も体を温める効果があるため、積極的に取り入れてみてください。

【2】適度な運動を習慣化する
運動をすれば体は温まります。日常的に軽い運動を習慣化しましょう。ウォーキングだけでも十分ですし、毎晩のストレッチでもじんわり温まります。運動により血行が良くなり、肩こりや生理痛の軽減、頭痛の改善も期待できます。温活目的で運動を習慣づけることで、ダイエット効果や健康面での改善など多くのメリットが得られます。大切なのは頻度と継続。週1回だけでなく、無理なく続けられる軽い運動を見つけましょう。

【3】朝は少し熱めのシャワーを浴びる
外側からしっかり体を温めるには、少し熱めのシャワーが効果的です。特に足の付け根や脇のリンパ節にシャワーを当てると、体全体が温まりやすくなります。毎日湯船に浸かる時間がない人でも、シャワーで十分温活が可能です。朝にシャワーを浴びると目が覚めやすくなり、血行促進や代謝アップの効果も期待できます。温度設定を少し高めにして、リンパ節を意識して温めてみましょう。

【4】湯船に浸かる
温活では、首・手首・足首の「3つの首」を冷やさないことが重要です。これらの部位には血流の多い血管が集まっているため、温めると体全体が効率よく温まります。夏場や冷房の効いた季節でも薄手のスカーフなどで冷えを防ぎましょう。冬の寒い時期も、3つの首を重点的に温めることで全身の冷え対策になります。

【5】首・手首・足首を冷やさない
温活では、首・手首・足首の「3つの首」を冷やさないことが重要です。これらの部位には血流の多い血管が集まっているため、温めると体全体が効率よく温まります。夏場や冷房の効いた季節でも薄手のスカーフなどで冷えを防ぎましょう。冬の寒い時期も、3つの首を重点的に温めることで全身の冷え対策になります。

温まる女性の画像

温活の注意点

温活は無理のない範囲で行いましょう。やりすぎると体調を崩すこともあるため、体調を最優先に、心地よいと感じる範囲で継続することが大切です。

まとめ

今回は、体を温める「温活」の方法を紹介しました。寒くなる前から始めておくと、より安心です。温活は手軽でお金もほとんどかからないものばかり。今日から少しずつ取り入れてみましょう。

2025.10.3

 

<執筆者>
西野真由美/フリーライター
ブライダル業界の法人営業経験を経て2018年にフリーライターとして独立。女性向けコラムを多く執筆し、現在では幅広いジャンルにてライティングとディレクションを行う。医療美容のジャンルでの執筆経験も多数あり。読者の悩みに寄り添い、解決に導くための文章を得意としている。
https://writermayumi.edire.co/

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