美容コラム -キレイな素肌になるためのヒント-

【コラム】2024年はどんな美容が流行する!?最旬ヘアメイク&スキンケアの似合わせテクを知ろう

2024年を迎え、少しずつ気持ちにエンジンがかかってきている方はきっと多いはず。自分の日常にスイッチを入れるためにも、ぜひ今年の美容トレンドに注目してみましょう。今回は、今年流行するであろうメイクアップカラー、ファッション、ヘアスタイル、スキンケアの順に紹介。自分らしいスタイルにトレンドの要素をプラスして、日々のおしゃれ&美容をアップデートしていきましょう!

   

春の画像

     

【トレンド1】淡い色を基調としたメイクアップ

早いもので少しずつショーウインドウに春服や新作メイクアップコスメが並んできましたが、今年のトレンドカラーは“淡い色”がキーワード。なかでも、パステルブルーやコーラルピンク、ピーチピンクなどが人気で、大人っぽい凛とした表情を叶えるのにはぴったりなカラーです。同様に、リップメイクにおいても強さを感じる赤リップよりは、リップグロスやティントタイプのリップクリームなど、透明感のある優しい色合いが人気を集めそうです。

なお、一昨年から昨年までにかけては、濃いピンクであるマゼンダや力強いパープル、あるいは太陽を思わせるようなレモンやオレンジ、鮮やかなグリーンなどが流行色として選ばれていましたが、これはコロナ禍直後における、私たちの気持ちを押し上げる心理的作用があるといわれていました。一方で、今年流行すると言われる淡い色は、他者を思いやる気持ちや調和の心を呼び起こすカラーパレットだと言われています。

なお、質感は優しい発色を叶えるようなパールラメを含むもの、あるいはシルキーでなめらかものが良いでしょう。もし、淡い色を使うことで表情がぼやけてしまうと感じる場合は、アイライナーやマスカラ(ブラックもしくはブラウン)、アイブロウなど、顔の“線”を象る部分をくっきり描くようにしてメリハリをつけるようにすると良いですね。

    

春のコスメの画像

       

【トレンド2】エレガントなバレリーナファッション

メイクアップに続いて、ファッショントレンドもチェックしましよう。大きなトレンドとして注目されているのが「バレリーナコア」というキーワード。そのネーミングの通り、バレリーナのような優しいベビーピンクやリボンをあしらった洋服、あるいはチュチュを思わせるような軽やかなオーガンジーやチュール、レースなどの素材を使用したものなど、軽やかな雰囲気が好まれる傾向にあります。

バレリーナのようなクラシックなスタイルをファッションで取り入れるのが難しい場合は、ツヤ感のあるカチューシャやリボンのついたバレッタなど、アクセサリー小物でこのトレンド要素を取り入れてみるのも良いですね。

チュチュの画像

【トレンド3】ヘアスタイルは毛先を軽やかにアップデートしてみよう

次にヘアスタイルについてご紹介します。大きなトレンドとしては、90年代から2000年代に人気を集めたレイヤーカットが再び流行します。ファッションやメイクアップと連動して、髪型においてもやはり、“軽やかさ”を重視したスタイルの人気が高まりそうですね。

レイヤーをたっぷり入れたウルフヘアなどもボーイッシュで注目のスタイルですが、まずはロングヘアの毛先を梳いてみる、ボブヘアの顔まわりの髪を短くカットして立体感をつける、前髪の毛量を軽くしてみるなど、今のヘアスタイルを大幅に変えずとも、“今年っぽさ”は取り入れることができます。ぜひ、次のヘアチェンジの際の参考にしてみてくださいね。

【トレンド4】今年目指すべきは、なめらかな肌!

素肌づくりの流行にも明らかな変化が訪れています。これまで紹介してきたトレンドにぴったり合うのは“なめらかな素肌”。この質感を叶えるには、丁寧な洗顔が不可欠です。肌を守る成分は決して取りすぎず、でも不要な角質や老廃物を取り除くような優しいクレンジング&洗顔アイテムを味方につけましょう。

また、ファンデーションで素肌を覆い隠してしまうのも、軽やかなメイクアップカラーやエレガントなファッションから少し遠ざかってしまう可能性が。石けんでオフできる日焼け止めや下地で肌全体を整えたら、コンシーラーで気になるシミやクマなどをカモフラージュするだけに留めましょう。最後に、ルースパウダーで肌の印象をふんわり整えたら完成です。

いずれのアイテムも、クレンジング等の負担がかからないアイテムなので、結果的に肌もうるおい、ファンデーションによる毛穴詰まりも解消されるので、結果的に肌の状態が改善することも望めます。

   

ファンデーションをぬる画像

 

おわりに

一年のはじまりの時期は、新しい目標を立てたり挑戦しやすいタイミングです。もし、日々の美容においてマンネリを感じている場合は、ぜひ今回ご紹介したトレンドを参考にしてみてください。きっと外見のみならず、内面においても嬉しい変化を感じられることでしょう。

2024.2.8

 

<執筆者>
小西俐舞ナタリー / 一般社団法人日仏ビヤンネートル協会代表

パリで生まれ育ち東京で暮らしながら、美容媒体編集者として培った知識と経験を元に同協会を設立。FMラジオパーソナリティやエルオンライン、マリ・クレールなどを通じてフランスと日本の最新トレンドやオリジナルのビューティメソッド、「ビヤンネートル」にまつわる情報発信を行う。

https://institut-du-bienetre.com

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