美容コラム -キレイな素肌になるためのヒント-

【コラム】日々の暮らしに温活をとりいれる!体をあたためる工夫と冬を乗り越えるアイディア

コロナ禍以降、手指の消毒と同じように体温をはかる機会が増えました。今でもお店や病院などで、検温をする機会がありますが、体温計の数値を見て平熱の低さを実感したことはありませんか。体温は変動するとはいえ、平熱が低いと何かと気になりますよね。今回の記事では、前回に引き続き、暮らしの中で意識したい温活のヒントと、簡単なセルフケアについてお伝えします。

冬のイメージ画像

     

体温は高すぎず、低すぎず、理想は「適正な温度」を

昔の人の体温は、36℃後半から37℃ほどあったといわれていますが、近年ではそれよりも低く、だいたい36℃前半くらいの人の割合が多いようです。なかには、さらに低い35℃台の平熱という人も。体温が低下する理由として考えられるのは、加齢による代謝の低下や生活習慣の乱れ、さまざまなストレスが原因だとされています。また、「冷えは万病の元」という言葉があるように、体温の低下は免疫力を下げるなど健康やさらには美容にまで影響を及ぼすので、適正な体温を維持することがとても大切です。

体が温まることで血流がよくなると、体を構成する細胞ひとつひとつにまで栄養を届けることが可能になります。すると、新陳代謝が活発になり、肌や髪へもよい影響をあたえます。しかし、体温は高ければ高い方がいいというわけではありません。体温が上がりすぎると、自律神経の乱れなどによって体温を調節する機能がうまく働かなくなることもありますし、熱が体外に放出されずに体内にこもってしまうので注意が必要です。

   

温かい画像

       

快適な温度をキープするためには

体を冷やさずに、快適な温度を維持するためには「3つの首」「お腹(下腹部)」「腰まわり」のそれぞれの部位を意識して温めることがとても大切です。

(1)「3つの首」を温める

近頃はよく耳にする機会が多いので、ご存じの方も多いかと思いますが、3つの首とは、「首」「手首」「足首」のことを指します。首の字がつく部位は、体の浅いところに太い血管が通っているために、冷たい外気の影響をとても受けやすいので、これらの部位を温めることで寒さをやわらげて快適に過ごすことができます。

特に、首元を冷やさないようにしっかりと温めることが大切です。寒い時期は、タートルのようなデコルテが見えにくいタイプの衣類を選び、外を歩く時は首元を冷たい風から守るために、ストールやマフラーを身に着けるとしっかり保温されます。

また、室内での温度調節に便利なのはスカーフです。本来は首元にアクセントをプラスするものですからスカーフ自体に防寒性はありませんが、首に直接冷たい空気が当たらないようにすることができるので温活対策としては役に立つアイテムだといえます。

手首や足首の冷え対策には、手袋や、足首が隠れる程度の長さのある靴下が効果的です。長袖の袖口で手首を覆うだけでも、暖かさを感じることができます。さらに、アームウォーマーや手首ウォーマー、レッグウォーマーなどを併用すると、保温効果も期待できます。

(2)「お腹」と「腰まわり」を温める

お腹は内臓が集まる体にとって大切な場所ですので、腹巻で広範囲を温めるのが一番効果的です。お腹にはたくさんの血液が集まっているので、ここを温めることで温められた血液が全身をめぐります。お腹を冷やさないようにできるだけ温めて、さらに保温して温かさをキープすることがとても大切です。 また、腰まわりには女性にとって大切な部位でもある子宮があります。この部位は特に冷えると不調を感じやすいので、一年を通して保温を意識したい部位です。日頃から腹巻やひざ掛けをうまく併用して、冷えから体を守ることが大切です。

   

温活の画像

       

女性の味方!セルフケアで温活サポート

温活セルフケアで女性におすすめのつぼは、足首にある「三陰交(さんいんこう)」というつぼ。冷え性をはじめ、婦人科系などの女性特有のお悩みや不調にたいしてアプローチが可能です。

三陰交は、内くるぶしから指4本分上の骨の“きわ”にあります。つぼの位置を特定したら、親指の指先や指腹を使ってグーっと押し込みます。強くプッシュしたり、人によっては軽くプッシュしても痛みを感じやすいので、力加減に気を付けてくださいね。また、三陰交に直接手のひらを当ててじんわり温めたり、足首ウォーマーなどを使って温めるなども効果的です。普段から三陰交を意識して温める習慣を始めましょう。

     

5ステップマッサージ法をご紹介

お風呂あがりのボディケアタイムに、クリームを手にとり、ふくらはぎにボディクリームを足首から膝にむけて流すようにマッサージします。

1. 内くるぶし周りを人差し指、中指、薬指の指先で円を描くように4、5回ほどくるくると回す

2. 足の甲はつま先から足首に向かって一定の方向で流す

3. 足裏は土踏まずあたりを親指の腹でくるくると円を描くようにほぐす

4. ふくらはぎの裏側、中央のラインを足首から膝裏までを、両手の人差し指、中指、薬指、3本の指腹でぐっと1本の線をなぞるように、老廃物を流すイメージでマッサージを

5. ふくらはぎの筋肉を揉みほぐし、ほぐした場所を軽く叩きながら老廃物の排出を促す

足元の冷えや脚全体の疲れやむくみが気になる時にぜひ試してみてください。時間をかけてゆっくり行うと、翌朝の体感が違いますよ。時間がないときは、もみほぐして気持ち良く感じるところだけでも行ってみてくださいね。

おわりに

これまでにさまざまな『○○活』が流行しましたが、温活については私たちの健康や美容に直接関わる大切な習慣です。流行りで終わらせることのないように、また、毎日を健康的にすこやかに過ごせるように、日々の温活習慣をコツコツと続けていきましょう。

2022.12.28

   

温まるイメージ画像

  <執筆者>
齊藤美幸 / ビューティーセラピスト&アドバイザー

千葉船橋のプライベートサロン「リフレクソロジー&アロマ シリウス」にてリフレクソロジーをはじめとするボディトリートメントやフェイシャルや耳つぼのセオリーを応用したオリジナルの施術を提供。カラダの内外双方からアプローチするメソッドで美容と健康の両立を目指すビューティケアを得意としている。

【所有資格】リフレクソロジスト、アロマセラピスト、耳つぼストーンセラピスト、薬膳・漢方検定、美肌検定
https://www.sirius-miyuki.com


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