美容コラム -キレイな素肌になるためのヒント-

【コラム】エイジング肌の大敵!「酸化」と「糖化」はUVケアがキーポイント

何もしていなくても、私たちは時間の経過と共にどんどん老化していきます。これは命あるものが皆、抗うことのできない宿命ともいえます。老化を止めることはできなくとも、遅らせることは日々の習慣によってできるかもしれません。

エイジングが加速する要因として考えられるのは、この時期もっとも気を付けなくてはならない紫外線の他に、「酸化」や「糖化」があります。今回の記事では、肌老化を加速させるこれらの要因について、そして外側からアプローチするスキンケアの方法についてご紹介します。

リンゴの画像

     

2大肌ストレスについてマスターしよう

老化のスピードには個人差がありますが、エイジングが加速する要因として考えられるものは、食事や睡眠のような生活習慣に深く根ざしたものが、まず第一に挙げられます。

また、意外なところでは、肌に大きな負担をかけるようなスキンケアも、身体にとっては大きな刺激となってしまうことも。身体への負担の大きさがエイジングのスピードを左右するといっても過言ではないでしょう。

     

増えすぎに注意!活性酸素は"適量"をキープ

ある物質に酸素が結びつくはたらきのことを酸化といいます。鉄がさびたり、りんごの切り口が茶色に変色したりするのも酸化の作用によるものです。これとよく似たことが私たちの肌の上でも起こっています。

私たちは呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、そのうちの2%が活性酸素になるといわれています。活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしていますが、それよりも増えすぎると正常な細胞や遺伝子をも攻撃してしまう性質があります。酸素は体にとって必要不可欠なものではありますが、増えすぎるとよくないとされるのはこういう理由があるからなのです。

また、体の中だけでなく皮膚も酸化します。例えば、ニキビの原因としても知られているアクネ菌は、皮脂を食べた後に分泌する代謝物の成分が紫外線に当たると、活性酸素を生み出します。そして皮脂を酸化させて、その結果、「過酸化脂質」を生成するのです。

この過酸化脂質はニキビを悪化させたり、メラニンを誘発させてシミの原因になるなど、肌にとってネガティブなきっかけを与えてしまいます。さらに、真皮のコラーゲンやエラスチンにダメージを与えてシワやたるみを促進させてしまう、やっかいな存在なのです。また、化粧品も場合によっては肌酸化をひき起こす原因にもなりますので、保管場所や保管条件など、取り扱い方には十分に注意が必要です。

   

肌に悩む女性の画像

       

肌糖化は身体のエイジングを引き起こす!?

肌のエイジングスピードを加速させる要因のもう一つは「糖化」です。これは、体の中で使われずに余った糖質とたんぱく質が結合して変性してしまうことをいいます。糖化は「身体のこげ」と例えられることもあります。

糖化がおこると「AGEs(最終糖化生成物)」という老化を促進する物質が作られます。私たちの体の多くはたんぱく質から構成されていますが、AGEsはたんぱく質を攻撃し、その機能を低下させる働きがあります。

例えば、肌のハリや弾力を維持するために大切なコラーゲンやエラスチンはたんぱく質ですから、糖の影響を受けやすいのです。また、AGEsが多い皮膚はメラニンが作られやすいのでシミにもなりやすく、シワや黄ぐすみにも繋がると言われています。また、ターンオーバーの遅れもひきおこすとされているため、非常に厄介な物質なのです。

この他に、AGEsは肌のエイジングを早めるだけでなく、血管の老化や動脈硬化などの血管系の病気を引き起こしたり、糖尿病や骨粗しょう症などのリスクを高めたりするとされています。AGEsは一度できてしまうと元には戻らないので極力発生させないことが重要といえるでしょう。

   

スキンケアの画像

       

外側からの酸化&糖化対策は、UVケアがベスト

紫外線などによる酸化ストレスは、糖化ストレスを加速させてしまいます。そのため、スキンケアによる糖化ケアでもっとも重要なのはUVケアで、肌の糖化ケアと酸化ケアをセットで行うことが大切です。

糖化は全身で起こるので、日差しを浴びるパーツについては、日焼け止めはまめに塗り直したいところ。しかし実際にはメイクをしている関係もあって、塗り直すのは大変です。その場合は、パウダーやスプレータイプの日焼け止めを使うと便利です。腕や首辺りなど、汗をかいたりしてせっかく塗った日焼け止めが落ちやすい部位は、こまめに塗り直すと日焼けを回避できます。

また、夜に行う紫外線対策としてビタミンC(誘導体)が配合された化粧水を選ぶことは、糖化が原因で起こる肌の黄くすみケア対策にも繋がります。抗酸化作用にも期待できるので、おすすめです。さらに、日差しを浴びたと感じた時は、その日のうちに美白化粧品でお手入れを。メイクオフや洗顔をした後、丁寧に保湿して水分を補うことで乾燥状態から肌を守ります。

おわりに

肌にとっての2大ストレスのトリガーは紫外線。今の季節は太陽の日差しが強い時期にあたるので、毎日の紫外線ケアが絶対に必要です。天気関係なく毎日降り注ぐ紫外線から肌を守り、影響を与えないようにするためには、UVケアを地道に続けて、肌ストレスに負けない肌を目指しましょう!

2022.7.14

   

きれいな肌の女性の画像

  <執筆者>
齊藤美幸 / ビューティーセラピスト&アドバイザー

千葉船橋のプライベートサロン「リフレクソロジー&アロマ シリウス」にてリフレクソロジーをはじめとするボディトリートメントやフェイシャルや耳つぼのセオリーを応用したオリジナルの施術を提供。カラダの内外双方からアプローチするメソッドで美容と健康の両立を目指すビューティケアを得意としている。

【所有資格】リフレクソロジスト、アロマセラピスト、耳つぼストーンセラピスト、薬膳・漢方検定、美肌検定
https://www.sirius-miyuki.com


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