美容コラム -キレイな素肌になるためのヒント-

【コラム】シミ対策|秋冬も油断しないで!気になるシミにアプローチする方法

シミが気になりはじめたとき、みなさんはどのようなケアをされていますか。シミには美白に有効な成分でケアすると薄くなると考えがちですが、実際には、シミにはさまざまな種類があり、それに応じて対策法も変える必要があります。今回は厄介なシミへのアドバイスをご紹介します。

シミに悩む女性の画像

     

「シミ」の正体は?どうして「シミ」ができるの?

シワができる原因は、加齢による皮膚の弾力性の低下や表情筋の衰えなどの内的要因と、紫外線や刺激、乾燥などの外的要因が考えられます。早速、外的要因から紐解いていきましょう。

     

1,紫外線の蓄積

シミの正体は、肌のいちばん外側にある表皮の有棘層という場所に滞留しているメラニン。これが蓄積されて濃くなると肌を通し、透けて表面化してしまうことに。メラニンが濃くなる理由はさまざまな要因がありますが、最も問題視されているのが紫外線による作用です。紫外線を浴びると肌が刺激され、内部に炎症を起こすと表皮の基底層にあるメラノサイトに届き、それが活性化することでメラニンが作られます。 健康な状態の肌であれば、有棘細胞でメラニンは分解・排出されるのですが、分解・排出されないメラニンはメラノサイトの内部で次々とつくられてしまい、基底層に滞留し続けます。これが肌表面でシミとして透けて見えるのです。

   

紫外線の画像

 

シミの種類とケア方法をマスターしましょう!

紫外線で増えたメラニンを美白成分でケアすれば大丈夫、と考えがちですが、実際はできたシミによって対処法が異なるため、そう簡単にはいかないようです。ここではよくあるタイプのシミについて、予防法や対処法についてご紹介します。

1.老人性色素斑 別名「日光性黒子(にっこうせいこくし)とも呼ばれている、日焼けの積み重ねによってできるシミです。徐々に濃くなってくるので「こんなところにシミなんてあったかしら?」と、ある日突然気になることもありますが、実は日々の紫外線の積み重ねが肌の見えないところでメラニンは増えています。 これを予防するためには、やはり日々のUVケアに尽きるといえるでしょう。生きる上で紫外線を避けることはできませんが、日焼け止めや化粧下地、そしてファンデーションなどを用いて紫外線を極力ブロックしつつ、夜は刺激を受けた肌を美白用スキンケアで丁寧に癒すといった、コツコツケアが功を奏すといえるでしょう。

2.肝斑(かんぱん) 女性ホルモンの乱れが原因となってできるシミのことを差します。特徴としては、頬骨の高い部分に左右対称にできるシミ。太いハケで塗ったようなベタッとした広い範囲のシミで薄い茶色や灰色をしており、輪郭がぼやけているのも特徴です。妊娠中や更年期、ピル服用中など女性ホルモンが揺れ動く時期はどうしてもストレスに見舞われがち。左右対称でさらに30代後半から50歳に出現したのであれば、肝斑の可能性が高いでしょう。

肝斑に対するアプローチ方法は、内服薬やサプリメント、漢方薬がよいという考え方もあるようですが、肝斑を予防するためには、まずはバランスのよい食生活や睡眠時間など、生活スタイルを意識して整えることが先決。そして、女性ホルモンのバランスに気を配ることが大切です。自分自身の体調や生理周期、気分の浮き沈みを把握して、それに合わせた生活を送るのがベターです。セルフケアを取り入れながら、ストレスをためないように心がけてみてくださいね。

    

内側からのアプローチも重要

シミは他の肌トラブルと比べてもやや頑固。長期に渡ってケアしなければならないので、対策は外側からのケアだけでは十分とはいえません。美しい肌をつくるためには、内側から全身をケアすることも大事といえるでしょう。 特に心がけたいのは新陳代謝をあげること。30代を過ぎた頃から代謝は毎日少しずつ落ちるといわれており、筋肉量も減っていきます。したがってある程度、体を動かす努力は必要となってくるのですが、だからといってハードな運動をする必要もありません。家の中でできる「ながらストレッチ」やスクワットなどでも十分オーケー。毎日続けることが代謝力アップ、ひいては美肌にもつながることでしょう。滞りのないカラダをつくるために、無理のない範囲で軽めのストレッチを続けて、少しずつ代謝を上げていきましょう。

     

ストレッチする女性の画像

   

美白に「有効」な化粧品を選びましょう

夏まず、美白化粧品はシミを防ぐため、そしてできてしまったシミを薄くするために日々コツコツと使い続けることが需要です。とはいえ、世の中には美白化粧品を謳った商品はたくさん存在します。本物を選び抜くための基準として挙げられるのが「シミに対する有効成分が配合されているか」ということ。誤解を与えるような商品名や美白成分が入っていないのに美白を連想させる「白」をパッケージに採用しているなど、イメージで選ぶことなく、パッケージの成分表をチェックして、美白成分がちゃんと入っているかをチェックすることが大切です。代表的な有効成分は「ビタミンC誘導体」「アルブチン」「トラネキサム酸(またはm-トラネキサム酸)」などがあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

また、美白化粧品はできてしまったシミの部分だけではなく、顔全体に使うのがポイントです。摩擦を避けるためにも強くすり込むように塗るのは避け、顔全体に、そして両手のひらで頬を包むように、やさしくなじませるのがコツです。また、目元など皮膚が薄い箇所や刺激に弱い部分は、薬指の指先~指腹を使ってなじませます。力を入れ過ぎるとシワなどの原因にもなるので気をつけましょう。なお、1回分の使用量が少ないと効果を感じづらくなる場合もあるので、使用量を守るように心がけましょう。

おわりに

紫外線は一年を通して降り注いでいます。今は日照時間も短くはなっていますが、新たなシミを作ってしまわないようにすることが大切です。シミが薄くなるペースがたとえゆっくりだとしても、「シミケアは一日にしてならず」と意識して、ゆったりした気持ちでケアを行いましょう。毎日の丁寧なケアがきっと肌を輝かせてくれるはずですよ!

2020.11.27

   

白い花の画像

  <執筆者>
齊藤美幸 / ビューティーセラピスト&アドバイザー

千葉船橋のプライベートサロン「リフレクソロジー&アロマ シリウス」にてリフレクソロジーをはじめとするボディトリートメントやフェイシャルや耳つぼのセオリーを応用したオリジナルの施術を提供。カラダの内外双方からアプローチするメソッドで美容と健康の両立を目指すビューティケアを得意としている。

【所有資格】リフレクソロジスト、アロマセラピスト、耳つぼストーンセラピスト、薬膳・漢方検定、美肌検定
https://www.sirius-miyuki.com


>>前の記事へ>>【コラム】エイジング肌のお悩みシワができる原因と対策をご紹介

[コラム一覧へ]