美容コラム -キレイな素肌になるためのヒント-

【コラム】年末年始を乗り切る!健やかな肌をキープするための睡眠&お風呂習慣

年末年始のこの時季は、さまざまな要因で肌トラブルに悩まされる可能性が高くなります。特に、乾燥した冷たい空気の影響で肌の水分が失われて、体の血液循環も悪くなってしまいがちなので注意が必要です。さらに、年末年始の生活習慣が、美容に関するさまざまなトラブルを引き起こす原因になるとも考えられます。そこで、不規則になりがちな生活習慣から、肌を守るためのアイディアをご紹介します。

忘年会・パティーの画像

1.睡眠時間を確保する

年末年始のように長期的な休みが続くとつい夜更かしをしてしまい、睡眠の時間帯が乱れることはありませんか。この時季は楽しいテレビに加えてショッピングや親戚、あるいは友人たちとの会食が続いてしまうかもしれませんが、夜更かし続きは少しだけ考えもの。美肌を妨げ、胃腸をはじめとする臓器にも負担がかかる行動ともとれるからです。

           

睡眠が大切な理由はさまざまですが、なかでも「若返りホルモン」と呼ばれる成長ホルモンが、寝ている間に痛んだ細胞の再生修復を行っていることが挙げられます。成長ホルモンは、眠りはじめの約2~3時間までの深い眠り(ノンレム睡眠)の時に多く分泌されます。そうすると、肌の新陳代謝(肌代謝)や、肌の生まれ変わりとも言われる「ターンオーバー」がスムーズに行われ、美肌をキープすることができるのです。

     

睡眠力を高めるには、睡眠のための環境を整えることが大切。例えば、寝具やパジャマの肌触りは心地のよいものを選ぶのがおすすめ。柔らかいものや温度調整や通気性に優れているコットン、あるいは体に心地よくフィットするお気に入りの素材を見つけましょう。また、冷え性が辛い方は入眠や睡眠の質を高めるためにもソックスの着用を。血流を妨げないためにも、そして深夜熱くなってもすぐに脱げるような、柔らかくモコモコとした素材がおすすめです。そして、私たちがつい行ってしまいがちなのは、パソコンやスマートフォンなどを寝る直前まで触ってしまうこと。画面から出るブル―ライトは脳を覚醒させるので良い眠りを妨げるといわれています。なるべく就寝1時間前までには電源をオフにしましょう。

ベッド・布団の画像

2.シャワーではなく、湯船につかる

忙しい毎日であっても、寒い日にシャワーだけですましてしまうのは少々考えもの。その理由はシャワーだけでは体が温まらず、体の血液循環も悪くなってしまうからです。その結果、血行不良となってしまい肌に栄養が行き渡らなく、美肌維持の妨げとなってしまうのです。ですから、体を温めて血流を促すことができる理想の時間、つまり「湯船タイム」は美容にとって大切なひとときといえるでしょう。

      

湯船につかる時、お湯の温度は38~40℃くらいに保つのがベスト。体から水分や油分を奪いすぎてしまうことなく、体を穏やかに温めてくれます。さらに、その後の保湿がとても大事。水分と油分のバランスを考えた保湿ケアと、リンパや老廃物を流すようなマッサージをプラスするお手入れがおすすめ。浸透力や保湿力に優れたジェルやクリームがあれば、顔や体など全身に使えるのでとても便利ですよ。

 

お風呂でリラックスする画像

   

3.メイクオフをして、肌を休める

みなさんは普段メイクアップをしている「時間」はどのくらいでしょうか。起きてから寝るまでの間、一般的なライフスタイルを送る人の場合、約10~14時間といわれています。つまり、1日の半分以上はメイクアップをした状態で過ごしているといえます。また、メイクや皮脂の油分は一日経つと酸化するため、肌に負担をかけてしまいます。ですから、夜にメイクを落とし、肌をストレスから解放することが大切です。また、帰宅後に早めにメイクオフをすれば、肌そのものの負担を減らすことができます。肌老化に自ら導くことのないように、その日のうちにメイクは必ず落としましょう。

         

そうはいっても、疲れていて早く寝たいという日も忙しい現代女性にとってはよくあること。そんなときは時短アイテムに頼るのも良いでしょう。洗顔とクレンジングが一度でできるアイテムなどを投入することで、素肌を清潔な状態に保つことを心がけましょう。

泡・洗顔の画像

年末年始“あるある”トラブル対処法

普段とは異なる時間が流れる年末年始。行事やイベントが続くと、どうしても生活リズムが崩れてしまいがちに。そうなると、肌や体にも変化が現れてしまいます。ここでは年末年始の“あるある”トラブルに、どう対処したらよいのかをご紹介します。

【飲みすぎて「顔のむくみ」が気になるとき】

お酒を飲んだ翌日、水分代謝が滞ると、体だけでなく顔にもむくみが起こります。これは、体内の水の巡りが悪くなっていることが原因です。困った時は、まずは耳たぶ全体を揉んでみましょう。実は耳たぶには、顔のリフトアップにまつわるツボがたくさん点在しています。よく揉みほぐすことで一時的にフェイスラインがすっきりします。なお、痛みを感じやすいので、強く揉みすぎないように気をつけてください。

また、半身浴で発汗を心がけるのもひとつの方法です。バスタブにお湯をはったらみぞおちまでつかり発汗を促して、体から余分な水分を外に出しましょう。その時に、お気に入りの入浴剤やバスソルトを使うとより、美容効果もアップ。グレープフルーツやサイプレス、サンダルウッドの精油が入ったバスソルトであれば年末年始に溜まった疲労感もスッキリと取れるはず。なお、長時間湯船につかるときは心臓に負担をかけないように上半身はお湯から出しつつも、体が冷えないように肩にタオルをかけましょう。

【年末年始、暴飲暴食からの胃腸の不調】

食事の回数が増えてしまう年末年始。また、お酒を飲む機会も増えるので、それと合わせて食べるおつまみによって、塩分や糖分の摂取量が増えるのも気になるところですよね。 食べ過ぎて胃が重たい、お腹の張りが気になる……という時は、ぜひ足裏を揉んでみてください。つま先からかかとの間の土踏まずの辺りから足裏のまんなかの広いエリアを、親指で円を描くように刺激をしたり、好みの「痛気持ちいい」力加減で押したりしてみてください。なお、足や耳をほぐす時は、食後30〜60分の間は避けましょう。

もうひとつだけ心に留めておきたいのが“通常よりも食べている時間が長い=常に食べたものが胃に入っている”ということ。負担をかけ続けている胃腸を休ませるためにも、“本当に食べたいのかどうか”を自分自身に問うことが大事といえるでしょう。楽しい会食のあとは、翌日の昼ごはんを軽めにするなど、自身のスケジュールと合わせて上手く調整していきましょう。

【顔の脂っぽさが気になる時】

ニキビや吹き出物などのトラブルになりがちな脂性肌。脂っぽいものを多く食べた翌日、皮脂の分泌が多いように感じられたり、肌がべたついたりなんてことはありませんか。新陳代謝が盛んな10代の頃は、女性ホルモンの分泌が増えることで、肌が脂っぽくなってニキビができやすくなりますが、30代~40代の脂性肌はホルモンバランスや、皮膚の脂分と水分のバランスの変化が原因といわれています。

肌代謝をあげるためには、実は、これまでにご紹介してきた「体を温める」、「質のよい睡眠を意識する」、「胃腸を休める」など、これらのメソッドが深く関わってきます。つまり、規則正しい生活を送ることが美肌をキープするための近道ともいえるでしょう。

また最後に、手軽な対処法として耳つぼケアをご紹介します。両耳の穴のすぐ真横、平らになっている部分のど真ん中にある「肺」という耳つぼを押すことで、新陳代謝を上げるとされています。ここを指先でグッと押してみてください。爪が長い方は、綿棒など先端がとがっていないものを使うのをおすすめします。

    

ヘルシーフードの画像

    

おわりに

色々なことがあった令和元年も残すところあと数日となった年末。頑張ってきた自分を少しだけ甘やかしつつも晴れやかな気持ちで年始を迎えたら、新しい年もこれまでと同様、肌にとってよい習慣を続けていきましょう!

Text : Miyuki SAITO,Nathalie Lima KONISHI 2019.12.25

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